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Design Blog 2010

What a wonderful “Design” world!

マルチタスク

2010.4.19

kadowaki2.jpg かわいいブースカの貯金箱に入れるのは「¥500玉のみ!」と決めたのに、何故だかいつも¥500玉が無く、全く貯金できていない今日この頃。

 先週末の晴れた休日、久々に自転車に乗ろう思い、凹んだタイヤに空気を入れていたら、バルブがぽっきり折れてしまった。あまりに乗らないので、さすがに自転車も怒ったかな?
リアタイヤを外し、チューブを取り替えて、一気に外へ飛び出す。最初から張り切りすぎてすぐ脚が吊るが、途中からのんびり景色を観ながら気分良く走る。神宮外苑はまだ葉桜が残っていた。しかしロード系の自転車の前傾姿勢は(痛めている)肩には辛い。よってもっと楽な姿勢の乗り物が、つい欲しくなってしまう。「+Pプロジェクト」展で観た小径ホイールの自転車!これいいなあ〜。

 という訳で、先日新宿パークタワーオゾンで行われた「+Pプロジェクト」展では、建材や機器などの設備関係、家具やインテリア雑貨関係、バイク、自転車、スポーツ用品など、主に金属を使ったプロダクトが多数展示され、粉体塗装の新たな可能性に触れることができた。従来の塗装は、色彩による視覚的表現や皮膜保護など、素材への付加価値的な意味合いが主であったが、今回見た粉体塗装は、表面のみの加工ではなく、素材の持つ特性を最大限活かし、また一方では全く違う素材に変換してしまうような可能性を感じ、塗装=新たなマテリアルとしての価値を創造していた。これらはデザイナーの創作意欲を刺激し、新たなプロダクト発想に大きく影響を与えるものとして注目している。いくつか気になった塗装と素材があったので、それを使ってさっそく何かを作ってみたい。

 さて、ここのところインターネット上の動画配信サイトであるUSTREAMの生中継を見ているが、映像配信の大きな可能性と方向性を感じられずにはいられない。ソーシャルメディアを用いたリアルタイムの映像配信は、見ている側もtwitterなどを使ってリアルタイムでコメントを送ることができ、それを見た配信者がまたリアルタイムで反応しながら番組が進行して行く。もちろんこのような双方向のリアルタイム動画配信には、配信側の力量が試されるのだが、台本きっちりの配信ではなく、見ている側のリアルな反応が配信内容を変えて行くという新鮮さがある。外出時にはiPhoneで見ているが、マルチタスクではないので、他の機能との同時使用ができない。よってiPadと次期iPhone OS(マルチタスク対応とバッテリー持ち時間の長さ)が今から待ちどうしい。

 そしていま、ある企画の立ち上げに同時並行的に関わっており、頻繁に打ち合せが続いている。そう言う意味では、自身の抱えた仕事もこなしながら、まさにマルチタスクな日々である。よって今年は今まで以上に集中する時は集中し、また瞬時に頭を切り替えられるように、そして同時に全てをこなすことができる並列処理人間で行きたいなあ〜。
とにかく今回のように、企画から参加できるというのは貴重な経験であり、実現には多くの方々の協力が必要だが、こんなに新鮮で楽しいことはない。

 では企画の成功を祈って、願をかけよう!何がいいかなあ〜。(周りをキョロキョロ)
あっ、そうだ!ブースカ(様)の貯金箱に、おさい銭を入れてお願いしよう!しかし今日もまた手元に¥500玉がな〜い………ガーン(願)

 以上、この企画は今年の大きなチャレンジとして、やるからには絶対にいい企画にしたいと思っているので、是非ご期待願います!(近々お知らせいたします)